6年働いて分かったフリーランスになる最大のメリット

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from プライムデザインの事務所

独立して6年経ち、会社員からフリーランスになった時の事を振り返ってみた。

僕が独立したきっかけは、特別、金儲けしたいとか自分の可能性を試してみたい等の野心があった訳ではない。

母が病気になって、実家に帰省する事になったのがきっかけで、会社員のままだと十分な収入が得られないから。

1ヶ月の給料20万円前後では母を支える事は出来ないし、自分も貧乏な暮らしを送る事になる。

そんな日々を送るのは嫌だったから。

だから、最悪な事態から逃れるために、独立の道を選ぶしかなかった。

幸いにも前職の社長に気にかけて頂き、定期的に仕事を頂いていたおかげでなんとか標準レベルの生活を維持する事が出来た。

デザインのスキルを身につけられたのも、今、こうして生活が出来ているのも、前の会社で働いていたthe design associatesのスタッフと社長から色々教えて貰ったおかげ。

だから、the design associatesの皆様には一生かけても返せないぐらいのご恩がある。

僕が脱サラして独立の道を選んだもう一つの大きな理由

あと、独立の道を選んだのには、もう一つ大きな理由がある。

デザイン業界で働いている以上、いつかは、独立しなければ、将来は安泰ではないのでは?

と思っていたからだ。

1.デザイナーは年をとればとる程、感性が薄れていく可能性が高い!

理由は単純で50〜60代でバリバリ会社員としてデザインの仕事をしている人を見かける事がなかったから。

実際、前職のthe design associatesでデザイナーとして7年半仕事をしてみて分かったが、デザイン力というのは、ある程度基礎を身につけてしまえば、その人独自のセンスが物を言う事になる。

基礎が固まっていれば、しょうもない物を作る事はなくなるが、基礎力だけだと突出することは出来ない。

それに、年を取れば取る程、若者の感性が分からなくなっていく恐れがある。

当然、感性豊かなセンスの良い若者が基礎を身につけてしまえば、太刀打ち出来なくなる。

それが、デザインの仕事を最前線でやり続ける事の難しさだと思っていた。

2.有名どころのデザイナーはチームで制作を行う環境を整えている。

それに、巨匠と呼ばれている有名どころのデザイナーは、自分でデザインをしていないというのも分かった。

やっている事は、社内のデザイナーが作ったデザインをチェックしてより良くするためのディレクション作業がメイン。

ディレクションで方向性を示すというのは、経験と知識とセンスがなければ出来ない事なので重要な事だが、自分の感性が劣っていったとしても、社内スタッフでチームを組んでデザイン制作を行う環境が整っていれば、ある程度はカバーできる。

自分は年をとっても最前線で活躍できるデザイナーになれるとは全く思えなかったため、デザイナーを抱えるような環境を作らなければ、将来、ヤバイのではないか?と思っていた。

だから、いつかは、独立してデザイナーを育てる環境を作るか、もしくは、デザインのスキルを活かしたビジネスをやるか、どっちかに力を注がなければならない!と思っていた。

もっと稼ぎたい!とかもっと自由になりたい!もっと刺激が欲しい!というより、このまま会社員として働いているままではやばいのではないか?

という問題を解決するために独立を選んだという側面もある。

まぁ。ようするに独立の道を選ぶのは勇気があるように思うかもしれないが、自分の場合、臆病者だったからというのが正しいかもしれない(笑)

フリーランスとして6年働いて分かった最大のメリットとは?

フリーランスになる事で得られるメリットはどんなモノがあるかというと色々あるが、一番のメリットは自分に自信がつき、心の安定を手に入れられた事に尽きる。

人は何事もやってみなければ分からない事がほとんどだと思う。

フリーランスになって、会社員時代にはやる事が決してなかった様々な事にチャレンジしたおかげで、「何が起こっても何とかなるな。」という自信と心の安定を手に入れる事が出来た。

もう、訳の分からない不安に頭を悩ます事はなくなった。

今でもそうなのだが、僕は自分に対しての自己評価がとても低い。

子供の頃から運動も勉強も平均以下だったので、努力でカバーしなければ、平均以上はとれない事を自覚している。

それが原因で以前は、自分に対して自信を一欠片も持つ事ができなかった。

コンプレックスの固まりで何か嫌な事があれば、「自分なんて。」と自分で自分をさらに追い込むようなしょうもない人間だった。

でも、フリーランスとして独立し、色んな事に挑戦して努力して経験を積み重ね、成功している人に直接会って学ばせてもらったおかげで、「自分でも大丈夫!やれるな!」と思えるようになった。

自分の事が前より全然好きになったし、自信を持って人に接する事が出来るようになった。

正直、無一文になったとしても、なんとかなるんじゃないかな?と思えるレベルにすら到達している。

フリーランスと会社員では覚悟が全く異なり、得られる結果に差が出る

こうゆう事は会社員時代でも出来る事だとは思うが、フリーランスと会社員では覚悟のレベルが天と地程異なる。

フリーランスの場合、仕事がとれなければ、収入は生み出せないし、良いサービスを提供できなければ、リピートして貰えない。

毎日が勝負で死活問題な訳である。

でも、会社員の場合、毎月固定で給料を貰えるため、そこまでの覚悟は必要ない。

会社内で自分の立場が危うくならないようなレベルで仕事をやっておけば安泰な場合が多い。

だから、取り組む姿勢が異なってくる。

当然、常に全力投球100%の力で取り組んでいる人と50〜80%の力で取り組んでいる人と比較したら成長するスピードは桁違いとなる。

フリーランスになると全ての結果が自己責任となり、問題解決能力が高まる

それに、フリーランスになると自ずと全ての結果が自己責任となる。

仕事がとれないのも、売上が上がらないのも、リピートの依頼に繋がらないのも、提供するサービスの質を高められないのも全てが自分の責任。

誰にも責任転嫁することが出来ない。

上手くいかない問題点があれば、改善しなければ、家族を路頭に迷わす事になるので、死に物狂いで改善していく事になる。

一方、会社員の場合、チームとして動いている場合が多いので、売上を上げるためのプロセス全体に関わる必要はない。それに、仕事で何か問題が発生した時、多くの人は社内での評価が落ちるため自分の責任ではなく、他の何かのせいにして責任逃れする場合が多い。

失敗した原因を見つけて今後同じ間違いを起こさないように解決するのではなく、他の何かにせいにして責任をなすり付ける。

本当に自分には関係ない、責任はないと思い込んでしまうと、人は成長する事ができない。

良く人間関係のトラブルで転職を繰り返している人がいるが、まさにそれが典型例と言える。

人間関係でトラブルが起きるという事は、人とコミュニケーションをとる際に確実に何かしらの問題があるのに、自分の中の問題には目を向けずに、いつも他人のせい、会社のせい、時代のせい、他の何かのせいにしてしまうのだ。

だから、何度も何度も同じような間違いを繰り返し、同じような愚痴を言っている。

何故、自分の中の問題に気付けないのか僕には不思議でしょうがない。

まとめ

要は会社員とフリーランスの違いの一番のポイントは、環境の違いと言える。

僕の場合は、会社員からフリーランスの環境に変えた事で、今までにはなかった覚悟と自己責任を持つ事ができた。

おかげで6年間、100%の力で全力投球できたし、上手くいかなかったとしても、全て自己責任と捉え、常に改善し続ける事が出来た。

それらの積み重ねで自分に対する自信と心の安定を手に入れる事が出来た。

人によっては、独立したいけど、リスクを負いたくないからとか、しんどい思いをしたくないからとかで、独立しない人がいるが、リスクを負って、しんどい思いをするからこそ、人は成長できるし、結果を出す事が出来る。

だから、悩みから目を背けて自分のせいではないから、仕方がないと避け続けていたら、いつまで経っても成長する事はないし、同じ事で悩み続ける事になる。

僕は常に自らの悩みと向き合い、自分に起こった結果は全て自分の責任だと自分を責め続けた。

クライアントからお金を支払ってもらえなかった時も、理不尽なクレームを受けた時も、クライアントのせいではなく、自分のせいだと責め続けた。

デザインに価値を感じてもらえないのも、提案した価格が高いと言われるのも、業界や時代や地方のせいではなく、自分が提案する内容に価値を感じて貰えなかったからだと自分を責めた。

だから、今は理想的なクライアントに恵まれる事が出来ているし、相場よりも高い金額を伝えても高いと言われる事は少なくなった。

常に前に立ちはだかる様々な壁を乗り越え続けたおかげで、自分に対して自信を持つ事ができたし、自分が抱えていた大きな悩みも大分解消された。

だから、様々な試練を与えて自分を成長させてくれる環境こそが、フリーランスになる最大のメリットなのかもしれない。

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営業が苦手なデザイナーが依頼の絶えない状況を作り出す方法

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